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【泉南・阪南・岬町】古民家再生プロジェクト|プリント合板の上にクロス施工

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【泉南・阪南・岬町】古民家再生プロジェクト|プリント合板の上にクロス施工

【泉南・阪南・岬町】古民家再生プロジェクト|プリント合板の上にクロス施工

2025/10/24

クロス職人の坂口です。
急遽現場のスケジュールが変更となり、来週予定していた工事を前倒しで**泉南郡岬町(島エリア)**にて施工いたしました。

今回の現場は、不動産投資物件の古民家再生プロジェクト
オーナー様からの直接のご依頼です。
施工内容は、プリント合板の上にクロスを張る工事となります。


🏠 プリント合板とは?古民家によく使われた壁材

「プリント合板」とは、40〜50年前の住宅で多く使用されていた化粧板タイプの壁材のことです。
表面に木目などの模様がプリントされており、一見すると木材のように見えるため、当時の住宅では流行していました。

昭和の戸建てや古民家では今でもよく見られる壁材ですが、
このプリント合板、実は壁紙をそのまま貼ることができない素材なんです。

なぜなら、表面が非常にツルツルしており、クロス糊が密着しないからです。
そのため、施工前には必ず「下地処理」を行う必要があります。

クロスエスでは、
1️⃣ プライマー処理で表面をコーティングし、
2️⃣ パテ処理で小さな凹凸を整える、
という工程を経てからクロス施工に入ります。

これを怠ると、数年後に「剥がれ」や「浮き」が発生するため、耐久性に大きく影響します。
職人の手間はかかりますが、この“ひと手間”が仕上がりの美しさと寿命を決めるポイントです。

実際の施工手順や使用する材料については、
以前のブログ「プリント合板にクロスを張る方法」で詳しく紹介していますので、
気になる方はぜひご覧ください。
👉(リンク)「プリント合板にクロスを張る方法」


🧰 DIY時代のリノベーションと職人の存在価値

今回のオーナー様は、中古物件を購入され、ご自身でフロアタイル施工をされた方でした。
最近では、こうしたDIYによるリフォームが本当に増えています。

YouTubeやInstagramなど、SNS上には施工動画があふれ、
中には「これ本当に自分でやったの⁉」と驚くほど上手な仕上がりをされる方もいらっしゃいます。

特に最近人気なのが、1.5mm厚の粘着付きフロアタイル
既存のフローリングの上から貼ることができる商品で、
DIY初心者の方でも扱いやすい設計になっています。

こうした「誰でも施工できる時代」になったことで、
僕たち職人も、ただ作業をこなすだけでは生き残れません。

施工品質はもちろんのこと、
・スピーディーな現場対応
・わかりやすい説明と提案力
・お客様との信頼関係の構築
・営業・事務スキルの向上

こうした総合的な力を高めていかないと、時代に取り残されてしまいます。
実際、僕自身も日々現場に出ながら、職人としてだけでなく経営者としても
「どうすればお客様に選ばれるか」を常に考えています。

お客様のほとんどは、インターネットやSNSで複数業者を比較されたうえで見積依頼をくださいます。
だからこそ、“会った瞬間に信頼してもらえる提案力”が大切だと感じています。


💬 賃貸オーナー様へのアドバイス

今回のオーナー様は、「ナチュラルモダンで落ち着いた雰囲気にしたい」とのことで、
理想のイメージ写真をお持ちくださいました。

ただ、ひとつだけアドバイスをさせていただきました。

「人に貸す物件では、オーナー様の好みを反映しすぎない方がいいですよ。」

これは、賃貸経営をされる方にぜひ知っておいてほしいポイントです。

賃貸物件では、入居者様ごとに好みがまったく異なります。
以前の入居者様が張ったアクセントクロスを「気に入らないから張り替えてほしい」と
依頼を受けることも実際によくあります。

そのため、壁紙は白系で統一するのが最も安全で入居率も高いのです。

白い壁は清潔感があり、どんな家具や照明にも合わせやすいため、
内覧時の印象も良くなります。

入居が決まったあとで、
「アクセントクロスを入れたい」と入居者様から要望があった場合に
追加で施工してあげると、とても喜ばれます。

それが入居者様の“お気に入りの部屋”になり、
結果的に長く住んでいただける可能性も高まります。


🧱 現場の様子と施工手順

今回の現場では、まず全室にプライマー処理 → パテ処理を行い、
本日、下地処理まで完了しました。

明日からはクロスの張り込み作業に入ります。

プリント合板の下地でも、しっかりと下処理を行えば、
表面の凹凸が滑らかになり、糊の食いつきも良くなります。

仕上がり後のツヤや質感も安定し、
「まるで新築のような壁面」に生まれ変わります。

下地処理をどこまで丁寧に行うかで、
数年後の美しさと剥がれにくさが大きく変わるため、
クロスエスではこの工程を特に大切にしています。


📍 まとめ|泉南・阪南・岬町でプリント合板リフォームならクロスエスへ

近年、和歌山・南大阪エリアでは、
古民家や中古住宅のリフォーム需要が高まっています。

その中でも特に多いご相談が、
「プリント合板の上にクロスを張りたい」というものです。

プリント合板は見た目こそレトロで味がありますが、
そのままではクロスが貼れず、
適切な処理を行わないと施工不良の原因になります。

クロスエスでは、現場経験豊富な職人が下地から丁寧に仕上げることで、
再生後も長持ちする施工をお約束します。

泉南・阪南・岬町エリアで、
古民家リフォーム・賃貸物件の壁紙リノベーションをお考えのオーナー様は、
ぜひ一度ご相談ください。

📞 壁紙張り替え専門店 クロスエス(Cross-S)
対応エリア:和歌山・南大阪(泉南・阪南・岬町)

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壁紙張り替え専門店クロスエス
住所 : 和歌山県和歌山市新通1丁目27
シティライフ21 1A店舗
電話番号 : 073-412-6588


和歌山で壁紙の張り替えを実施

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